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マイクロスコープとは?
医療の世界において耳鼻科から導入され始め、その後眼科・脳神経血管外科・形成外科などに普及してきた手術用実態顕微鏡のことです。
歯科の分野では、日本において1990年以降から導入され始め、2004年AMED(Academy of Microscope Enhanced Dentistry)の日本支部にあたる日本顕微鏡歯科学会が発足し、診査診断、歯内療法(歯の根の治療)、歯周治療、審美修復治療(詰めたりかぶせたりする治療)、外科治療(歯周外科やインプラント治療)などに応用されるようになり、普及してきました。
しかし、2009年での導入率は、歯科大学を含め全体の約3%にとどまっているのが現状です。
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マイクロスコープを使用する利点・欠点
従来の歯科治療は、肉眼で観察し、経験と勘によって行われてきました。最近では、双眼ルーペ(拡大鏡)を治療に併用する事で、以前に比べ細部まで診査・診断、治療が行えるようになりました。
しかし、双眼ルーペの倍率には限界があるのも事実です。 そこでマイクロスコープを使用することにより、以前では発見困難であった細部の問題を最大約24倍もの高倍率下で診査・診断、そして治療を行う事ができるようになりました。
また、マイクロスコープを用いた治療では、歯の状態や治療中の状況を高倍率下でリアルタイムに、または治療後に静止画や動画で見ることができ、この画像による説明で、問題点や治療の経過について、患者様との認識を共有することができるのも特徴の一つです。
しかし、マイクロスコープを用いた治療には欠点もあります。それは、治療に時間がかかる事です。
どんな精密で、精度の高い治療を行おうとしても、短時間の治療ではマイクロスコープの治療効果が薄れてしまいます。
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マイクロスコープを用いた治療
すなわち、通常の歯科治療にマイクロスコープを併用することで、更に精度の高い治療が可能になります。
これらを踏まえ、当歯科医院ではマイクロスコープ(手術用実態顕微鏡)を導入しております。
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